石炭の採炭法

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石炭の採炭法には、地面から直接巨大なパワーショベル等で掘り進んでゆく方法の露天掘りと、地上から穴を掘って抗道(トンネル)を作りながら掘り進む方法の坑内掘りあります。

世界の主要炭田

炭田といえば、閉山になって久しい筑豊炭田や三池炭田、石狩炭田を連想する方も多いのではないでしょうか。世界の主要炭田としては、アメリカのアパラチア炭田、ペンシルバニア炭田、ロシアのクズネツク炭田、中国のタートン炭田、フーシュン炭田、フーシン炭田、カイロワン炭田、オーストラリアのボーエン炭田、ドイツのルール炭田などが有名です。

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世界の石炭生産量

BP統計2008年版によると、2007年の世界全体の石炭生産量は3136石油換算百万トンとなっており、10年前(2296石油換算百万トン)と比べて約37%増加しています。この10年間の石油生産量の伸びが13%、天然ガスの伸びが32%であることを考えると、石炭の生産量は大幅に増大しているといえますね。

石炭の地域別生産状況

石炭の生産は、アジア太平洋地域にその6割が集中しています。2007年の地域別状況は、アジア太平洋が世界全体の59.0%(1850石油換算百万トン)、北米が20.1%(630石油換算百万トン)、欧州・ユーラシアが14.2%(445石油換算百万トン)、アフリカが4.9%(154石油換算百万トン)、中南米が1.8%(石油換算百万トン)となっています。世界全体の3割の石油を生産している中東における石炭生産量はわずか50石油換算百万トンしかありません。ちなみにOECD諸国における生産量は世界全体の33.0%(1033石油換算百万トン)となっています。

石炭生産量の上位10カ国〜中国、アメリカ、オーストラリアがトップ3

2007年の石炭生産量の上位10カ国は以下のとおりです(二番目の括弧内は全世界比シェア)。中国、アメリカ、オーストラリアが上位3カ国となっており、中国が全世界の4割の生産を行っています。新興経済国(BRICS)5カ国のち、中国、インド、南アフリカ、ロシアの4カ国がトップ10に入りしており、石炭はこれらの国々の経済発展を支えるエネルギー源の1つとなっているといえます。


第1位:中国(1290石油換算百万トン)(41.1%)

第2位:アメリカ(587石油換算百万トン)(18.7%)

第3位:オーストラリア(215石油換算百万トン)(6.9%)

第4位:インド(181石油換算百万トン)(5.8%)

第5位:南アフリカ(152石油換算百万トン)(4.8%)

第6位:ロシア(148石油換算百万トン)(4.7%)

第7位:インドネシア(108石油換算百万トン)(3.4%)

第8位:ポーランド(62石油換算百万トン)(2.0%)

第9位:ドイツ(52石油換算百万トン)(1.6%)

第10位:カザフスタン(48石油換算百万トン)(1.5%)

日本の石炭生産量〜釧路炭田で細々と

日本の石炭生産量(2007年)は80石油換算万トンで、世界全体に占める比率はわずか0.03%にすぎません。現在、北海道の釧路炭田で日本国内最後の坑内掘り炭鉱が行われています。